【日医工】米国展開の本格化がテーマ‐18年度に国内シェア15%狙う

2016年5月17日 (火)

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3カ年中計発表

田村友一社長

田村友一社長

 日医工は、2016~18年度の3カ年中期経営計画「oberisk 2019」を発表した。政府が18~20年度までにジェネリック医薬品数量シェア80%を掲げる中、18年度までに185億錠の生産体制を構築し、国内ジェネリック医薬品市場で15%シェア獲得を目指す。さらに、バイオ後続品事業では、国内申請中の抗TNFα抗体「インフリキシマブ」を18年には米国承認申請を行い、米国展開を本格化させる。田村友一社長は、11日に都内で開催した記者会見で、「目標とする世界トップ10ジェネリックメーカー入りを必ず達成したい」と語った。

 前中計では、ジェネリック医薬品の売上が好調で、さらにサノフィから特許許諾を受けて販売したオーソライズドジェネリックの「フェキソフェナジン」「クロピドグレル」が貢献した結果、1000億円企業へと成長し、売上・利益の数値目標を達成した。今回の中計では、世界市場へと跳躍する大事な期間に位置づけ、「シェアUP力」「供給能力」「開拓力」の3点を強化する方針だ。



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