【カルナバイオサイエンス】米社と総額300億円の契約‐CDC7阻害薬を導出

2016年6月1日 (水)

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 国内創薬ベンチャーのカルナバイオサイエンスは5月27日、米国プロナイ・セラピューティクスに対し、癌適応で開発中のCDC7を標的としたキナーゼ阻害剤「AS-141」の全世界における開発・商業化権を導出したと発表した。契約一時金として、プロナイから90万ドル(約1億円)、開発状況、承認、上市などの進捗に応じて最大2億7000万ドル(約300億円)のマイルストンを受領する。昨年6月にジョンソン・エンド・ジョンソンの米医薬品子会社「ヤンセン・バイオテック」とライセンス契約を締結しており、「AS-141」で自社品では2製品目の導出に成功した。現在、前臨床試験を実施中で、来年下半期にはプロナイが臨床試験を開始する予定だ。

 「AS-141」は、癌増殖に重要なDNA複製や損傷応答にかかわるセリンスレオニンキナーゼの1種であるCDC7を阻害し、癌抑制遺伝子p53非依存的にアポトーシスを誘導して癌細胞だけを死滅させる作用を持つ。副作用が少ない画期的な癌治療薬として期待されている。



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