【PhRMA】日本の医療政策を評価‐スキャンゴス新会長が来日

2016年6月6日 (月)

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あいさつするジョージ・A・スキャンゴス氏

あいさつするジョージ・A・スキャンゴス氏

 米国研究製薬工業協会(PhRMA)の新会長に就任したジョージ・A・スキャンゴス氏(バイオジェン社CEO)が来日、1日に東京内幸町の帝国ホテルで就任レセプションを開催した。あいさつに立ったスキャンゴス氏は、日本が近年イノベーションを促進すると共に、市場を活性化して新薬への投資や製品導入が容易になる施策をとっていると評価。結果として、「日本の患者の新薬に対するアクセスが迅速化された」「新薬の研究開発力が高まり、世界同時開発に日本が関与する機会が増加した」とし、こうした環境が維持されるよう、PhRMAとして日本の政策立案に建設的に協力していく考えを示した。

 スキャンゴス氏は、「これまでも日本の政策立案者らと議論する機会があり、日本固有の医療制度やニーズを理解する上で非常に役立った。特に、目指すものは共通していたという点が印象的だった」と述べた。具体的に目標とするところは、[1]日本の患者が最新の医薬品や治療を受けられる[2]研究開発とヘルスケアへの投資を促す政策を進める[3]ヘルスケアが日本の発展の原動力になる――ことであり、「要は疾患や症状を早く治せる環境づくり」だと指摘した。



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