卒業前にもOSCE実施へ‐医学部で計画、薬学部も追随か

2016年6月7日 (火)

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藤崎和彦氏

藤崎和彦氏

 日本における医療コミュニケーション教育の第一人者である藤崎和彦氏(岐阜大学医学教育開発研究センター長)は5月29日、名古屋市で開かれた日本ファーマシューティカルコミュニケーション学会大会で講演し、医学部では2020年度をメドに臨床実習前に加えて、実習後にも卒業前の評価として客観的臨床能力試験(OSCE)を行う計画があると語った。薬学部でも将来はそうなる可能性があると指摘した。

 模擬患者との対話や実技などを評価し、医療に関わる者としてふさわしい技能や態度を備えているかどうかを判断するOSCEは1980年代、世界各国に広まった。日本では05年度に医・歯学部の共用試験に正式に導入され、6年制教育が始まった薬学部でも09年度から導入された。

 日本では実習に出向く前にのみOSCEを行っているが、「実務実習に行く前の学生に、迷惑にならない程度のコミュニケーション能力や技術があるかどうかをチェックしているだけ。世界的には医師に関して言うと国家試験でのOSCE実施が主流」と語った。こうした背景から日本でも「国家試験にすぐに導入するのは難しいが、20年度をメドに医学部で卒業試験にOSCEを導入する計画がある。薬学部もそうなる時代だと思う」と話した。



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