【シンバイオ製薬】まずトレアキシンを最大化‐当面は140億円製剤目標に

2016年8月24日 (水)

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 シンバイオ製薬は、導出先のエーザイが国内で販売中の抗癌剤「トレアキシン」(一般名:ベンダムスチン)の製品最大化を後押しする。新たに配置したシンバイオの5人のプロダクトマネージャーがエーザイMRと同行し、トレアキシンを採用していない施設の血液内科に対する情報提供を重点的に行う。現在の適応症である再発・難治性低悪性度非ホジキンリンパ腫/マントル細胞リンパ腫だけで売上60億円まで引き上げる。さらに申請中の追加適応症が承認されれば約140億円程度まで伸ばす計画だ。開発中の抗癌剤「リゴサチブ」につなげるための自販体制の足がかりをつくる。

 シンバイオは、製薬企業が開発を手がけない「血液」「癌」などを“空白の治療領域”として、事業を展開。第1号製品のトレアキシンの2016年第2四半期売上は、薬価ベースで約23億円と、前年同期と同じペースにとどまっており、このままいくと通期では約47億円となる。適応疾患の売上シェア58%を占有しているが、早期にシェア7割の獲得を目指す。



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