【国試予備校の現場から】森田療法で自信を持とう!

2016年11月1日 (火)

薬学生新聞


メディセレCEO
児島 惠美子

児島惠美子氏

 先日、ある高校の校長先生に「とびっきり頭の良い子には医学部を、コミュニケーション能力の高い子には看護学部を、ある程度頭はいいが、コミュニケーション能力があまり高くない子に薬学部を薦めている」と言われ、「薬剤師もコミュニケーション能力はいるのですがぁ!」とショックを受けた、メディセレのしゃっちょう(実は先日、CEOになっちゃった)児島惠美子です。

 日本医療政策機構の調査で、医療関係者への信頼度は薬剤師がトップであるという嬉しい結果の一方、冒頭の校長先生の話のように「薬剤師にはコミュニケーション能力がなくてもよいのでは?」という社会の誤解と、チーム医療とかかりつけ薬剤師になるためにさらにコミュニケーション能力が必要とされる現場との乖離に、薬学生の皆さんは悩む日が来るかもしれません。

 さて、日本青少年研究所調査が高校生に実施したアンケートで「自分は努力すれば大抵のことができる」と思った割合は、日本44.4%、韓国83.7%、中国88.8%、米国89.2%でした。日本人は奥ゆかしい性格ですが、中国の半分って……。もう少し自信を持ってもよいのでは?日本人は国際的に見て優秀な民族ですよ!

 表題の「森田療法」は、日本人の精神医学者・森田正馬先生が考案した心理療法です。ざっくりいうと「細かいことを気にするタイプの人に『気にするな!』と言っても無理なので、気にしていることを認め、それでも日常生活でやるべきことをやろう」という療法です。まさに、日本人が考案した日本人のための心理療法です。

 もし、あなたに自信がないのなら、まずはそれを認めましょう。でも、自信がないためにやるべきことができなくなる方がよくないので「失敗しても大丈夫!」と50回唱えましょう。そしてやっている行動を誰も褒めてくれなかったら、自分で褒めてあげてください。自分で自分を洗脳することが大事です。

 コミュニケーション能力を上げるにはまずあいさつから。あいさつした自分を褒めましょう。あいさつに気付いてもらえなくても、大丈夫!あなたの良さは私が気付いてあげますから。



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