【アステラス製薬】抗体医薬の独ベンチャー買収‐総額約1470億円、癌を強化

2016年11月2日 (水)

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 アステラス製薬は、抗体医薬を開発する非上場独ベンチャーのガニメード・ファーマシューティカルを買収すると発表した。買収額は、全株式を取得するための契約一時金として4億2200万ユーロ、胃食道癌で後期第II相試験が終了している抗癌剤「IMAB362」の開発の進捗に応じて、最大で8億6000万ユーロと総額12億8200万ユーロ(約1470億円)となる。数週間以内に買収手続きを完了し、完全子会社化する。大型製品に成長した主力の抗癌剤「エンザルタミド」に続く重点領域の癌領域の開発パイプラインを強化するのが狙いだ。

 ガニメードは2001年に設立した独マインツに本社を置く従業員数85人の抗体医薬ベンチャー。「IMAB362」は、細胞間接着の一つであるタイトジャンクションを形成する膜貫通型蛋白質「クラウディン18.2」を標的としたファースト・イン・クラスの抗体医薬品候補。クラウディン18.2は胃細胞に局所的に発現し、胃腸腺癌の80%、膵臓癌、胆管癌、卵巣癌、肺癌の60%と複数の癌で高発現している。癌抗体依存性細胞性傷害(ADCC)活性、補体依存性細胞傷害活性(CDC)、化学療法薬との併用で腫瘍微小環境に対する免疫調節などの作用機序を持つ。



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