【中外製薬】抗癌剤候補「PA799」、伊製薬企業に導出

2016年12月14日 (水)

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 中外製薬は、固形癌を対象に欧州で第I相試験を実施していたPI3KクラスI阻害剤「PA799」の権利を、イタリアのグローバル製薬企業「メナリーニ」の独子会社「ベルリン・ケミ」に導出すると発表した。中外製薬とスイスのロシュは、PI3K阻害剤「RG7604」(一般名:タセリシブ)をパイプラインに有しており、類似薬である「PA799」の外部への導出を決めた形だ。

 PA799は、中外創製のPI3KクラスI阻害剤で、固形癌を対象とした欧州での第I相試験で、忍容性が確認されていた。導出先として、第一選択権を持つロシュが権利を行使しなかったため、癌領域の強化を図りたいメナリーニへの導出となった。



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