【GSK日本法人】臨床試験の変革に着手‐呼吸器治験でRWD活用

2017年3月6日 (月)

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年内にプロジェクト発表

 グラクソ・スミスクライン(GSK)日本法人は、実臨床のリアルワールドデータ(RWD)やICT基盤を活用し、国内で日常診療に近い条件での臨床試験の実施に乗り出す。「イノベーション戦略部」を新設し、GSKが注力する呼吸器などの疾患領域で、地域の医療機関、アカデミアや異業種を含む他企業との共同研究を通じて、治験での患者データの収集・解析方法を検証するパイロットスタディを行う予定。モノのインターネットであるIoTを搭載したウェアラブル端末や、モバイルからの電子患者日誌(ePRO)など質の高い患者データを収集する手法を検討したり、服薬アドヒアランス改善やCOPD診断支援にも着手する。年内には、プロジェクトの骨格を発表したい構えだ。

 同社は、英本社でレセプトやカルテなどのRWDやICT基盤を活用し、臨床試験の変革に取り組んできた。業界で初めて米アップルのリサーチキットを搭載するiPhoneを利用した臨床試験を実施したり、ウェアラブル端末を利用したバイタル・行動情報の収集を行っている。



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