【考えよう!キャリアデザイン】自分を知るということ [1]

2017年5月1日 (月)

薬学生新聞


キャリア・ポジション社長
西鶴 智香

西鶴智香氏

 前回のコラムで、自分のキャリアデザインを考える際に、薬学部を卒業した先輩がどこで、どのように活躍しているのかを調べ、自分が将来就きたい仕事内容を調査することは有益だとお伝えしました。今回は「自分はどうなのか」を考えてみましょう。自分を知るには、どのように整理し、分析すればいいのかをお伝えします。

 自分のキャリアを考える際に、私たちキャリアカウンセラーは「やりたいこと(will)とできること(can)は違う」とか、「二つが一致するかどうかを考えてみましょう」とよく言います。例えば、外資系企業で働きたいと希望しても、採用の前提条件が「一定の英語力」だったとします。あなたがもし英語力に自信がなければ、その仕事には就けないことになります。

 薬学生から「製薬会社のMRになりたい。でも日曜は休みたい」と聞いたりしますが、日曜日に取引先の医師と共に講演会に参加することなどは現実的にあり得ます。「なりたい(will)が、日曜はどうしても働きたくない(can’t)」ならば、このキャリアは自分の志向とは違うということになります。

 まとめると、[1]自分は何が得意か、何が苦手か[2]自分が本当に望んでいることは何か、何を望んでいないか[3]自分の仕事にとって重要だと考えていることは何か。何に価値を置き、何に置かないか――の3点から自分のことを考えてみると上手く整理できます。こうして自分自身への理解を深めていくことが、皆さんのキャリア選択に役立つのです。

 この際に重要なのは、勝手な思い込みにならないこと。時には、他人からどう見られているのか、相手からのフィードバックを受けることをお勧めします。学習やアルバイト、サークル活動など様々な場面で失敗を恐れずチャレンジしていく経験を通して、自分の能力がわかり、自分はこのことをこう感じるのかと、自分自身を深く理解できるようになるのです。機会をチャンスにして、自己理解や自己変革につなげていきましょう。



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