【メドライン・ジャパン】この50年間で“二桁成長が49年”‐3年で売上倍増目指す

2017年5月2日 (火)

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元サンド社長・長谷川氏が舵取り

長谷川智裕氏

長谷川智裕氏

 手術用製品世界最大手「メドライン」の日本法人「メドライン・ジャパン合同会社」の新社長として舵取りするのは、ジェネリック医薬品の世界的大手「サンド」日本法人元社長の長谷川智裕氏だ。「サンドでは、たくさんのチャレンジがあり、いろいろなことを身につけることができ楽しかった。もともとデバイスに興味があり、メドラインという会社の考え方に惹かれた」と述べ、「長期的戦略」「非上場」「顧客志向」という企業カルチャーが新たな挑戦の決め手になったという。グローバルで展開している同社だが、なんとこの50年間で二桁成長を逃したのがわずか1年だけの高成長企業。日本でもこの6年間で売上が2倍になり、ビジネスが飛躍的に成長している。長谷川氏は、「今後3年間で現状の売上を2倍にし、成長スピードを加速していきたい」と意欲を示す。

 メドラインは、1910年に衣料店として創業し、現在では従業員数1万3000人、16年売上は約92億ドルを誇る。世界90カ国で展開している。急性期病院や手術センター、介護施設、在宅介護業者などに対して、35万点以上の製品を販売している。日本では2011年にメドラインがケアフュージョンのインターナショナルサージカル部門を買収し、メドライン・インターナショナル・ジャパンとして事業展開を開始し、14年からメドライン・ジャパンに社名変更している。



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