【旭川医大病院】処方箋にQRコード検査値‐国内初、薬物療法を最適化

2017年6月6日 (火)

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転記ミスなく薬局にメリット

 旭川医科大学病院では、今年2月から患者の検査値などの情報を格納したQRコードを院外処方箋に印字し、薬局での適正使用、副作用の防止・早期発見に役立てている。大きなメリットは、1枚の処方箋に必要な情報が収まること。同じ「検査値付き処方箋」でも、処方内容の隣に切り離し可能な余白を設けて検査値を印字する様式では、患者が検査値部分を切り離してしまうことがあるが、1枚に収まっていれば薬局に必要な情報が届かないケースは減る。携帯電話などの端末で読み取れば、素早くデータを取り出せるため、調剤録に記入する手間が省略され、転記ミスがなくなるなどの利点もある。田崎嘉一薬剤部長は、「安全な処方監査や、的確な服薬指導につながるだけでなく、検査値の管理も容易に行える」と強調。今後、全国に普及し、「グラフで基準値との比較が表示されるアプリが開発されれば、薬局側や患者のメリットもより大きくなる」と話す。

旭川医大病院の処方箋様式。検査値情報をQRコード化して1枚の処方箋に収まるようにした

旭川医大病院の処方箋様式。検査値情報をQRコード化して1枚の処方箋に収まるようにした

 近年、患者の検査値を見ながら用法・用量を変更する薬剤が増えており、処方箋に検査値を表示する取り組みは、全国の病院で広まりつつあるが、検査値に特化したQRコード化は、国内初の試みとみられる。



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