北海道医療大学
北海道医療大学薬学部は、今年度の実務実習を前に５月７日、「Student Pharmacist認証式」を行った。実務実習に向かう155人の５年生に対し、和田啓爾薬学部長が実習に向けた心構えなどについて説いた後、来賓として出席した北海道地区調整機構の宮本篤委員長（札幌医大病院薬剤部長）が、医療提供施設で十分研鑽を積むようにとの期待を込めた言葉を贈った。続いて、和田学部長が学生１人ひとりに対し、実習時に名札として着用する「Student Pharmacist章」を授与した。
その後、学生代表が「常に患者さんの存在を念頭に置き、倫理観を持ち、かつ地域社会の期待する薬剤師となる基礎を築いていきたい」と宣誓した。
北海道大学
北海道大学薬学部では、５月７日、2013年度薬学実務実習開始セレモニー「臨床現場へあがるための心得」を行った。今回で４回目を数える。学生は、実習中のユニフォームとなる真新しい上下の白衣に身を包み、引き締まった面持ちで参加した。
式には、南雅文薬学部長、菅原満教務委員長、実務実習担当教員らが出席し、実務実習の趣旨や学生に期待すること、昨年度実施された実務実習を踏まえての注意点などと共に、激励の言葉が伝えられた。
受け入れ施設からは、北海道大学病院薬剤部山田薬剤部副部長、株式会社アインファーマシーズ富樫運営研修部課長、株式会社ツルハ吉町調剤運営部長が出席した。終わりに南薬学部長から学生１人ひとりへ、実習中着用するネームプレートが手渡され、５カ月に及ぶ実習への壮行となった。
明治薬科大学
明治薬科大学は、318人の学生が病院実務実習、薬局実務実習を履修する。これに先立ち４月５日、「薬学実務実習ガイダンス」を行った。
石井啓太郎学長は、「社会人と同等に責任ある行動を取ること。大学で学んだことをもとにして、実践的な技術・態度を身につけてほしい。１年後の学生諸君の成長を楽しみにしている」と激励した。
その後、教務委員長や学外実習委員会の病院・薬局実習の各部門長が実務実習の心得や注意事項を説明。最後に石井学長が実習生代表者に白衣（後援会寄贈）を授与した。
同志社女子大学
同志社女子大学薬学部は、昨年に続いて２回目となる白衣授与式「ホワイトコートセレモニー」を３月中旬、学内の新島記念講堂で行った。対象は今年度の新５年次生108人。加賀裕郎学長の式辞に続き、漆谷徹郎薬学部長が白衣を学生１人ひとりに手渡した。
学生代表が「薬剤師に必要な知識、技能、態度を医療現場での実践を通じて学び、患者さんの痛みを理解し、思いやれる倫理観や使命感、責任感を育んでいきたい」と誓った。
岩手医科大学
岩手医科大学薬学部は５月９日、矢巾キャンパス大堀記念講堂で白衣授与式を行った。病院・薬局での長期実務実習に臨む学生に対し、医療人としての心構えを新たにしてもらうことを目的に実施しているもので、今年で３回目を数える。前田正知薬学部長と工藤賢三実務実習部会長が、2012年度共用試験合格について祝辞、実務実習に当たっての激励の言葉を述べた。
続いて父兄や教員が見守る中、教員から学生へ白衣と名札が授与され、学生代表による宣誓が行われた。
