【厚労省】薬局の「あるべき姿」周知‐厚生科学研究報告書の活用促す

2014年1月28日 (火)

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 厚生労働省医薬食品局総務課は、2013年度の厚生労働科学研究費補助金事業「薬剤師が担うチーム医療と地域医療の調査とアウトカムの評価研究」(主任研究者:安原眞人・東京医科歯科大学病院薬剤部教授)がまとめた報告書「薬局の求められる機能とあるべき姿」を都道府県に通知した。適切な医薬分業や、かかりつけ薬局機能の強化に求められる機能として、具体的に取り組むべき項目を示している。

 報告書では、薬局・薬剤師に求められる機能に関する基本的な考え方として、▽最適な薬物療法を提供する医療の担い手としての役割▽医療機関等と連携したチーム医療への積極的な取り組み▽在宅で医薬品等の供給体制や適切な服薬支援を行う体制の確保・充実▽医薬品や医療・衛生材料等の提供拠点としての役割だけでなく、後発品の使用促進や残薬解消など医療の効率化への積極的な関与▽地域に密着した健康情報の拠点としての役割の発揮▽患者の治療歴だけでなく、生活習慣も踏まえた全般的な薬学的管理に責任を持つこと――を挙げた。



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