武田薬品が4月1日に国内MR体制を再編し、「循環器・糖尿病・代謝性疾患」「消化器・中枢・泌尿器・骨・免疫疾患」「オンコロジー」の3領域それぞれに担当MRを置くことを決定した。国内製薬大手4社のうち、アステラス製薬、第一三共、エーザイが相次いで領域担当制を導入する中、最大手の武田は1人のMRが全ての製品を担当する「ジェネラルMR体制」を続けてきたが、製品数の増加を受け、医療関係者の多様なニーズに応えながら専門性を高めるために舵を切った。
医薬品のプロモーション活動をめぐっては、特定の疾患領域や製品を扱う専門MRが外資系を中心に広がっている。