【日薬】次期体制継承に向け準備‐ケンコーコム対策を検討

2014年3月4日 (火)

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 日本薬剤師会の児玉孝会長は「(3月第1週の)理事会で今年6月末までの任期中に完了させること、次期執行部に委ねるべき課題などを整理する」とし、次期体制への事業継承に向けて検討を始めていることを2月27日の定例記者会見で明らかにした。また、児玉氏は新法人に移行後、2月の臨時総会で会長候補者を決め、4月に新年度事業がスタート、その後6月の決算総会の際に理事者を正式決定し、新体制に移行するという仕組みを改め、「会長、理事者を6月に決めることを提案したい。会務の継続性という意味で良いことだと思う」と述べた。ただ、定款改正が必要な総会決定事項であることから、次回以降の適応になるとした。

 会見ではケンコーコムによる「ヨヤクスリ」対策について触れ、今月20日付で都道府県薬剤師会に発出した通知「薬局検索および処方内容のファクシミリ送信サービス『ヨヤクスリ』に関する対応について」について説明。現時点では情報収集中としたが、▽個人情報の取り扱いが安易▽個々の薬局の希望に基づかない登録・サービスによりトラブルの発生▽登録薬局が必ずしも保険薬局とは限らない――などの懸念項目があると指摘。



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