2013年10月時点の国内派遣MR数(CMR)が、前年比5・5%増の3551人となったことが、日本CSO協会がまとめた調査結果で明らかになった。製薬業界全体のMRに占める比率も、前年の5・3%から5・6%と0・3ポイント上昇した。同協会では、製薬企業側で糖尿病領域のSGLT2阻害剤など大型新薬上市に対応した営業体制強化が必要になることから、柔軟性の高いCSOへの外部委託が拡大していくと分析している。
調査は、国内CSO9社を対象に昨年11月から今年1月まで実施。CSO市場規模の推移や、導入目的別・疾患領域別にみたCMRの活用動向などを調べ、今回速報結果を発表した。