東京都薬剤師会は、2月13日付でケンコーコムに対し、新サービス「ヨヤクスリ」の事業内容に関する疑義を送付していたが、13日の理事会で同社の回答結果を報告、審議した結果、さらに疑義が生じたことから14日付で再照会した。
ヨヤクスリサイトに掲載された薬局情報に関しケンコーコム側は、[1]薬局は医療提供施設として高い公共性をもつ[2]公的機関のみならず多くの民間事業者のサイト等で周知されているものと理解している――などとし、薬局の了承を得ずに掲載することに問題ないとの立場を表明。
これに対し都薬は、「ヨヤクスリ」サイトへの掲載は、「他サイトの単なる薬局情報とは意味が異なる」と反論。「名簿掲載を希望しない薬局に対し、削除手続きを要求するのは勝手すぎる」とし、掲載施設は希望する薬局に限定するよう改善を求めた。
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