【帝人ファーマ/化血研】遺伝子組換えフィブリノゲン糊、世界初製品化へ臨床開発

2014年6月25日 (水)

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 帝人ファーマは化学及血清療法研究所と共同で、世界初の遺伝子組み換えフィブリノゲン糊接着剤「KTF‐374」について、日本で臨床開発を準備する。化血研が実用化したヒト組み換えトロンビンとヒト組み換えフィブリノゲンを有効成分とし、帝人グループの高機能繊維製造技術や医薬品製造技術を適用した止血・接着効果の高い外科用シート状製剤。既に動物試験を終えており、国内臨床試験の状況を踏まえて海外展開も検討する予定。

 外科手術では止血に費やされる時間が患者や医師の負担、予後改善に影響する重要なポイントになるため、医療現場からは取り扱いが容易で、素早く強力に止血できるシート状止血剤のニーズが強い。



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