【日医】一般薬ネット販売で見解「国民が責任負う事態に危惧」

2013年6月12日 (水)

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 日本医師会は5日、一般薬のインターネット販売についての見解を発表した。一般薬のネット販売は「国民に大きな自己責任を負わせようとするものであり、非常に危惧される事態になる」と批判した上で、一般薬販売のルール具体化や安全性確保の仕組みを再構築するための検討会設置を提言した。

 見解では、5月31日に取りまとめが行われた厚生労働省のネット販売検討会について、「必ずしも冷静かつ建設的な議論が行われなかったことは遺憾」とすると共に、「最優先すべきは国民の生命と健康を守ること」と強調。「対面販売では、販売者が購入者の状態をより正確に把握することができ、薬局薬剤師の受診勧奨も大きな役割を果たしている」と、対面販売の有効性を主張した。



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