民間病院、初の検査値提供「薬局で患者情報を共有化へ」‐厚労研究班が検討開始

2014年8月19日 (火)

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 薬局薬剤師が慢性疾患の外来患者の臨床検査値情報等を共有し、処方変更につながった事例を解析するため、今月から厚生労働科学研究班「地域のチーム医療における薬剤師の本質的な機能を明らかにする実証研究」(代表:今井博久国立保健医療科学院統括研究官)が調査をスタートさせた。地域医療において薬剤師が患者情報を共有することにより、処方変更提案を行い、切れ目のない質の高い安心、安全な薬物療法の提供を目指す。大学病院を中心に、院外処方箋に検査値を表示する動きが広がっているが、民間病院グループから広く各地域の保険薬局に検査値情報が提供されるのは初めてと見られる。

 昨年度に終了した厚労研究では、処方変更の提案がチーム医療における薬剤師の本質的な役割の一つとされ、質の高い薬物療法を提供するための方策として、有用なことが分かった。



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