塩崎恭久厚生労働相は8日、専門紙記者団との就任会見で、医薬品産業の振興に言及。「医薬品産業が挑戦していることは、医学・医療の進歩につながる大事なことであり、国民の健康と生命にも直結する」との認識を示した上で、「医薬品産業が元気に頑張ってくれることは、結果的に厚生労働省の政策の後押しにつながる。そういう観点から考えていきたい」と前向きな姿勢を表明した。
塩崎厚労相は、就任に当たって、「全ての国民が一生涯にわたってかかわる様々な政策の相当な部分を背負っているのが厚労省だと思う。社会保障はメインの政策分野だと自負しているつもりだが、改めて厚労行政の幅広さ、奥行きの深さを感じて、これから緊張感を持って職務に臨んでいきたい」と抱負を語った。