【AZ】日本は優先成長戦略の一角‐ソリオCEO「癌、呼吸器、循環器が重点」

2014年10月3日 (金)

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会見するパスカル・ソリオ氏(中央)、マーク・デュノワイエ氏(右)、ガブリエル・ベルチ氏(左)

会見するパスカル・ソリオ氏(中央)、マーク・デュノワイエ氏(右)、ガブリエル・ベルチ氏(左)

 アストラゼネカ(AZ)は9月29日、来日したパスカル・ソリオCEOとマーク・デュノワイエCFOの記者会見を開き、同社の成長戦略と日本の事業発展の取り組みについて語った。ソリオ氏は、AZ成長戦略において日本が重要な市場であると指摘すると共に、オンコロジー、呼吸器、循環器の3重点治療領域で競争力のあるパイプライン構築に注力し、人材への投資やサイエンスにフォーカスしたカルチャーを築き、メリハリのある開発とオープンな提携でさらなる成長を目指すと強調した。

 AZの5成長戦略優先事項には循環器、糖尿病、新興市場、呼吸器、そして日本が掲げられている。日本市場では、気管支喘息・COPD治療薬の「シムビコートタービュヘイラー」(金額シェア42%)、高コレステロール血症治療薬「クレストール」(39%)、消化性潰瘍治療薬「ネキシウム」(32%)の成長などによって、売上順位が2012年の12位から、13年にはトップ10入りして9位、今年は8位を見込んでいる。



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