【厚労省】院内感染対策で新通知案‐CREの集団発生受け

2014年11月17日 (月)

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 厚生労働省は、医療機関の院内感染対策に関する新たな通知案を示した。意見募集を行い、来月中旬に各都道府県等に発出する。世界的な脅威となっているカルバペネム耐性腸内細菌科細菌(CRE)の大規模な院内感染事例が報告されたことから、対策の留意事項をまとめて注意喚起を図ることにした。

 通知では、院内感染対策の体制として、多職種で構成される対策委員会を設け、全ての職員に組織的な対応方針の指示や教育等を行うこととした。多剤耐性菌感染患者が使用した病室等で環境消毒が必要な場合、生体への毒性がないよう配慮し、消毒薬の噴霧、散布、薫蒸や紫外線照射等は、効果や作業者の安全に関する科学的根拠、想定される院内感染リスクに応じて慎重に判断すること等を求めた。



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