【富士フイルムHD】新中計、16年度ヘルスケア4400億円‐バイオ医薬品CMOを拡大

2014年11月17日 (月)

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 富士フイルムホールディングスは11日、今年度から3カ年の新たな中期経営計画「VISION2016」を発表した。ヘルスケア事業は医療機器販売やバイオ医薬品受託製造が牽引し、2016年に売上高を13年度実績から15%増の4400億円まで引き上げる。新薬開発も加速させて18年度以降の利益貢献を目指す。再生医療分野ではジャパン・ティッシュ・エンジニアリング(J‐TEC)を今年度中に連結子会社化してグループ間シナジーを最大化させる。

 古森重隆会長は同日の会見で、X線フイルム中心の事業構造から脱却した経緯を「新しい事業分野は生易しい道ではなかったが、努力が実を結び、安定的に利益やキャシュが創出できる経営基盤を確立できた」と振り返り、「医薬品事業がひとつのポイント。研究開発費を前倒しで投入し、新薬の研究開発やM&Aを進めている」と述べた。



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