城経済課長「妥結率向上は検証が必要」‐薬価改定頻度、関係者議論を

2014年11月21日 (金)

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薬卸連のセミナー

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 日本医薬品卸売業連合会は13日、都内で「変貌する医薬品市場と流通問題」をテーマに2014年度セミナーを開催した。基調講演で厚生労働省医政局の城克文経済課長は、薬価改定の頻度に関する議論では、まず関係者間で議論をしていく必要性を指摘すると共に、未妥結減算ルールを導入した結果について、数字には表れない「現場の苦労や疲弊感」も考慮して、妥結率が大幅に向上した理由と取り組み内容を検証して実態を明らかにしていく考えを示した。

 城氏は、薬価改定の頻度に関して、薬価の大幅引き下げが行われてきた結果、薬価調査が事実上実施不可能となった経緯と、中央社会保険医療協議会での「市場価格の形成を待って概ね2年に1回程度の全面改定になることはやむを得ない」という新算定方式の建議がなされたことを説明した。



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