大阪医薬品協会は2日、定例の記者会見で、PMDA関西支部の機能拡充実現に向けて関係者への働きかけを進める姿勢を改めて強調した。国家戦略特区の検討項目の一つに挙がっており、来年1月までに開催される見通しの第3回関西圏国家戦略特別区域会議で承認されるよう、関係者との協議を続ける考えだ。
PMDA関西支部の機能拡充は、大阪府、関西経済連合会、大阪商工会議所と共同で提案している。テレビ会議相談システムを活用することで、製薬企業などの担当者が東京のPMDA本部まで出向くことなく、医薬品や医療機器の開発などに関するPMDAの対面助言と事前面談を、関西支部でも受けられるようにするものだ。