迅速な活動・連携で成果
第47回衆議院議員選挙の投開票が14日に行われ、民主・国民から政権奪取した前回に続き、自民・公明が全議席の3分の2を超す326議席を確保、大勝利を収めた。日本薬剤師連盟の推薦候補者も順調に推移。自民党の松本純、渡嘉敷奈緒美の両氏に加え、民主党の逢坂誠二氏の薬剤師議員3氏が見事当選を果たし、薬剤師の国会議員は最盛期に近い4氏となった。また、日薬連盟重点候補41人のうち40人が当選したことなどを踏まえ、山本信夫日薬連盟会長は15日、今回の勝利につながった連携活動が来年の統一地方選挙、さらには2016年のの藤井選挙にも弾みになると高く評価した。
民主党連立政権に対する激しい逆風の中での前回12年の選挙と違い、自民・公明連立政権優位とされた今回の選挙の投票率は、特に小選挙区選では戦後最低だった前回の59.3%をさらに6ポイント以上下回る52.6%となった。比例選も同様に投票率は6ポイント以上下回った。