日本CSO協会は、昨年10月時点の国内のコントラクトMR(派遣MR)が前年比16.8%増の4148人と大幅に増加した速報結果を発表した。2年ぶりに二桁成長を達成すると共に、MR全体におけるコントラクトMRの割合も、前年の5.6%から6.3%と一気に0.7ポイントも上昇した。調査開始以来初めて6%を超えた。MR数全体では縮小傾向にある中、大型新薬上市に伴う需要の増大と、CSO企業の裾野が拡大したのが背景にあるとみられる。
調査は、日本CSO協会に所属するCSO9社を対象に、昨年10月から今年1月まで、CSO事業の動向やコントラクトMRの状況などを調べた。