日本病院薬剤師会はこのほど2014年度「病院薬剤部門の現状調査」結果をまとめた。病棟薬剤業務実施加算の算定施設では非算定施設に比べ「医政局長通知業務」の実施率が明らかに高いなど、病棟薬剤業務実施加算の算定が、さらなるチーム医療への貢献につながることを示唆する結果となった。
今回の調査は14年6月、20床以上の8516施設を対象に実施、4073施設(回答率47.3%)から回答を得た。調査対象のうち会員が所属するのは6626施設、非会員は1890施設で会員3728施設(同56.3%)、非会員345施設(同18.3%)の回答をもとに解析した。