誤嚥の有無を服薬指導に活用
ウエルシアホールディングスグループの中核として、全国で約1000店のドラッグストア・調剤薬局を展開するウエルシア薬局(水野秀晴社長)は7日、東京お茶の水の本社で「薬剤師全体研修会」を行ったが、この中で同社が以前から取り組んでいる「嚥下フィジカルアセスメント認定薬剤師」の認定証交付式が行われた。ウエルシア薬局では「誤嚥の有無を確認し、服薬支援に生かしてほしい」と、一昨年に社内認定制度として「嚥下フィジカルアセスメント(嚥下PA)認定薬剤師」を創設し、スキルの習得に力を入れている。今年は6人に認定証が交付され、昨年の第1回認定者(6人)と合わせ、スキルの習得者は計12人となった。
ウエルシアグループでは、調剤業務やOTC医薬品のカウンセリング業務だけでなく、地域コミュニティでの健康情報の発信、在宅医療・介護に関しては地域の医師や看護師、ケアマネジャー等と連携できる、超高齢社会に対応した次世代型ドラッグストアの創出を目指している。