日本医薬品添加剤協会は23日、都内で2015年度定例総会を開催し、事業計画と予算案を承認した。理事会で会長に再任された名倉茂広氏(信越化学工業)は、同協会が任意団体から一般社団法人への移行を目指していることに言及し「社会で認められるようなしっかりとした法人として立ち上げていきたいと思っている」と意気込みを語った。
名倉氏は、国内だけでなく、中国との関係や欧米の添加剤の業界団体と協力して国際調和を目指すに当たり、公的な立場で意見を表明する必要性から「社会的にも認知される社団法人であるべきだと思った」と法人化を目指した経緯について説明。今年度は社団法人としての要件を満たすための活動にも着手する。