薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部会の安全対策調査会は3日、要指導医薬品の副作用リスクなどを評価し、解熱鎮痛薬のイブプロフェン(商品名:ナロンメディカル、リングルアイビー錠α200)、鼻炎用内服薬のフェキソフェナジン塩酸塩(アレグラFX)など4成分について、一般用医薬品の第1類医薬品に移行して販売しても差し支えないと結論づけた。
要指導薬から一般用に移行する場合、製造販売後2年以降に企業が提出する中間報告をもとに、一般薬として販売していいかどうかを判断するためのリスク評価を行うことになっている。