富士フイルムは、膵臓癌など固形癌を対象とした抗癌剤「FF-10502」を対象とした第I相試験を米国で開始したと発表した。世界最大規模のがんセンター「テキサス州立大学MDアンダーソンがんセンター」を治験実施施設として活用する。
「FF-10502」は、癌細胞の核内の入り込みDNAの合成を阻害することで、癌細胞の増殖を抑制する抗癌剤。膵臓癌を対象としたマウスモデル実験では、既存の薬剤と比較して、同等の安全性を示し、腫瘍組織を退縮させる薬効が認められている。
富士フイルムは、膵臓癌など固形癌を対象とした抗癌剤「FF-10502」を対象とした第I相試験を米国で開始したと発表した。世界最大規模のがんセンター「テキサス州立大学MDアンダーソンがんセンター」を治験実施施設として活用する。
「FF-10502」は、癌細胞の核内の入り込みDNAの合成を阻害することで、癌細胞の増殖を抑制する抗癌剤。膵臓癌を対象としたマウスモデル実験では、既存の薬剤と比較して、同等の安全性を示し、腫瘍組織を退縮させる薬効が認められている。