第12回アジア太平洋薬学生シンポジウム(The 12th Asia Pacific Pharmaceutical Symposium 2013 in Japan)が22日から27日までの6日間、千葉県船橋市の東邦大学習志野キャンパスを中心に開催された。
初日は歓迎会が開かれ、翌23日の開会式では、主催者側を代表して日本薬学生連盟会長の小林大翼さん(慶應義塾大6年)があいさつ。各国からの参加を歓迎すると共に、相互理解、相互研鑽を深める機会になることを祈念した。
続いてIPSF(国際薬学生連盟)アジア支部議長・Geoffry Chai、同副会長・Eric So、メインスポンサーを引き受けた大正製薬から上原明氏、日本薬剤師会から児玉孝会長らが来賓としてあいさつし、それぞれに同シンポジウムが成功裏に開催され、参加者・参加国相互の理解が深まることを祈念した。
開会式ではEric Soさんが、改めてIPSFについて概説。これまでの歴史、組織、現状の主な事業などについて、一部クイズ形式も取り入れ和やかに紹介した。引き続き「Flag Ceremony」が行われ、日本、オーストラリア、インドネシア、マレーシア、韓国、シンガポール、台湾、タイの8カ国・地域代表にそれぞれ自国の国旗が手渡された。式典に続いて、参加者全員による記念撮影も行われた。
今回は2度目の日本開催となったが、日本を含むアジア地域8カ国のほかにカナダ、アルジェリアなどの国からも薬学生が個人的に参加、約400人という過去最大規模となった。