政府の健康・医療戦略推進専門調査会が6日に開かれ、「医療分野研究開発推進計画」の実行状況が報告された。省庁連携プロジェクトの医薬品創出は、2015年度目標の企業への導出1件がゼロに終わり、「進捗が不十分」との評価になったが、基礎研究から医薬品の実用化までの切れ目ない支援は概ね順調に進捗しているとした。
昨年度までの到達目標として、医薬品として実用化の可能性の高い基礎研究の成果について目利き評価・相談を421件行ったこと、創薬支援ネットワークによる創薬支援を44件実施したことについては、「順調に進捗している」と評価した。