クオールは6月29日、新潟県と山形県に約80店舗の調剤薬局を展開する共栄堂(新潟市)と、資本提携を前提とした業務提携に合意し、これに向けた協議を開始したと発表した。医薬品の物流効率化等も視野に、人材をはじめとする両社の強みを提供し合い、さらなる企業価値向上につなげる。
共栄堂は1948年の創業で、新潟県内最大規模の店舗ネットワークを生かし、地域の健康づくりを支える医療拠点を目指している。教育・研修を重視した企業風土も特徴。提携では、共栄堂は現状の調剤薬局展開地域において、クオールグループの中核会社として既存の店舗ブランドの独自性を維持しながら、提携効果を実現していく。