経済産業省は、ウエアラブル端末などのIoT(モノのインターネット)機器から得られる健康情報を活用した糖尿病の軽症者や予備軍の状態改善を目指す実証事業をスタートさせると共に、実証事業をもとにIoT機器や健康情報を活用した健康改善の取り組みを普及させるため、「ヘルスケア・データ・コミュニティ」を設立すると発表した。
ヘルスケア・データ・コミュニティは、IoT機器や健康情報を用いた健康改善のノウハウを共有すると共に、同意の上で得られた健康データを共通のデータベースに集めて分析し、その効果を科学的に検証するというもの。コミュニティの取り組みやその分析結果を通じて、データと根拠に基づくヘルスケアサービスの確立を目指す。