【エーザイ/米バイオジェン】AD治療薬候補「E2609」、今年度中に国際第III相試験へ

2016年8月16日 (火)

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 エーザイと米バイオジェンは、経口βサイト切断酵素(BACE)阻害剤「E2609」の米国第II相試験「202試験」について、米FDAとのミーティングで早期アルツハイマー型認知症(AD)を対象とした第III相試験を開始するのに、必要なデータを得られたことが確認されたと発表した。日本・欧州の各当局とも協議を進め、今年度中にグローバル国際共同第III相試験を開始する予定。

 「202試験」では、「E2609」の5mg、15mg、50mgの全ての投与量群で良好な安全性が示唆されると共に、用量依存的な血漿中・脳脊髄液中におけるβアミロイド総量の減少が示された。202試験や第I相試験での解析、非臨床試験を総合した安全性、薬物動態・薬力学データ解析により、最適用量として50mg/日を見出した。



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