神奈川県の横須賀市では、個人の医療費負担を軽減するだけでなく、自治体財政の改善にも効果があるとして、ジェネリック医薬品(GE薬)の積極利用を進めている。市ではGE薬の普及促進に取り組む薬局の認定制度を発足し、このほど98店舗(8月19日現在)を認定薬局としたが、調剤薬局チェーンの日本調剤では市内7店舗全てが「ジェネリック医薬品推奨薬局」に認定された。
日本調剤では、全社的にGE薬の普及に取り組んでおり、現在のGE薬使用比率は全社平均で国の目標値80%を超えている。また、特許切れの新薬からGE薬への変更により、年間180億円以上の薬剤料削減効果を出していることから、「今後も地域社会や自治体と連携を図り、GE薬の普及・利用促進に取り組んでいく」考え。