2016年度の「薬事功労者厚生労働大臣表彰式」が21日、厚生労働省講堂で行われ、89人に表彰状と記念品が授与された。
あいさつした塩崎恭久厚生労働大臣(武田俊彦医薬・生活衛生局長が代読)は「医薬品と医療機器の果たす役割は年々増加しており、薬事行政を取り巻く環境は大きく変化している」とした上で、患者本位の医薬分業を実現するための“かかりつけ薬剤師・薬局”の推進、特に今月から地域のかかりつけ医など医療機関と連携して、健康維持・増進の相談を行う健康サポート薬局の取り組みに言及。「それぞれの地域や分野で指導的立場にある皆さんには、これまでの経験や知見を生かし、後進の指導に力を入れてもらいたい」と祝辞を述べた。