大日本住友製薬の多田正世社長は10月27日の中間決算説明会で会見し、「製品導入やM&Aに対して1500億~2000億円の積極的な投資を行い、国内外の新製品の充実を図っていく」方針を語った。また、開発中の抗癌剤「ナパブカシン」は、「ブライター試験(胃または食道胃接合部腺癌/併用、米国・日本)の進捗状況を勘案し、日米での申請予定を従来の2017年度から18年度に変更する」と明らかにした。
製品導入やM&Aに対する積極的な投資では、予定している投資額のうち、659億円を今年10月のシナプサス買収にあてた。