日本OTC医薬品協会は11月29日、日本一般用医薬品連合会と共催でプレスセミナー「セルフメディケーション税制への期待と活用」を開催した。セミナーでは、アンテリオから「セルフメディケーション税制の認知・活用意向に関する生活者調査」の報告が行われ、それによると、セルフメディケーション税制の利用意向は高いものの、認知はまだ低いことなどが明らかになった。
アンテリオが行った「セルフメディケーション税制の認知・活用意向に関する生活者調査」(対象は全国の20~69歳の男女個人、有効回答数1144人)の結果によると、セルフメディケーション税制の認知については、「詳しく知っている」が3%、「名前は聞いたことがあるが、内容はあまり知らない」が10%、「名前は聞いたことがあるが、内容はまったく知らない」が12%で、これらの合計でも25%にとどまった。
一方、同税制の利用意向では、「どちらとも言えない」が44%で最多となったが、「利用したい」(18%)と「まあ利用したい」(32%)を合わせた利用意向は50%という状況。