厚生労働省の「医療計画の見直し等に関する検討会」は7日、次期医療計画の作成指針見直しに向けた意見の取りまとめ案を大筋で了承した。今後、検討会の意見を社会保障審議会医療部会に報告する。
指針見直しの取りまとめ案では、癌、脳卒中、心筋梗塞等の心血管疾患、糖尿病、精神疾患の5疾患、救急医療、災害時医療、へき地医療、周産期医療、小児医療の5事業と在宅医療を計画に定めることとし、地域包括ケアシステムの構築に向け、医療機関と関係機関の連携が重要になるとの認識を示した上で、地域全体で効率的・効果的な医療提供体制を構築していくことが必要とした。