薬剤師・薬局関連で3億円
厚生労働省医薬・生活衛生局の2017年度予算案は、前年度比3.2%減の87億6500万円を計上。3年ぶりの減額となった。薬剤師・薬局関係予算案は約2割減の約3億円となったが、かかりつけ薬剤師・薬局の機能強化に向けた「患者のための薬局ビジョン」推進事業費は、要求額を満額確保した。かかりつけ機能を果たすための薬局の取り組み状況を把握する仕組み構築の経費を新規で盛り込んだ。
医薬・生活衛生局の予算案は、「推進枠」を生かして増額を要求していたが、3年ぶりの減額となった。薬剤師・薬局関連予算は3億0100万円を計上。全体では約2割の減額となったが、「患者のための薬局ビジョン」を踏まえた、かかりつけ薬剤師・薬局の普及・機能強化には1億9300万円と要求額を満額確保した。