【アース製薬/大幸薬品】二酸化塩素ビジネスを共同展開‐第1弾はトイレ用消臭除菌剤

2017年1月20日 (金)

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アース製薬の川端克宜社長(左)と大幸薬品の柴田高社長

アース製薬の川端克宜社長(左)と大幸薬品の柴田高社長

 アース製薬と大幸薬品は12日に都内で、二酸化塩素ビジネスの将来性に関する共同事業発表会を開催した。両社は昨年7月、新市場創造に向けた製品開発や販促活動を行うことを内容とする資本業務提携契約(大幸の発行済み株式の5.78%をアースに譲渡)を締結していた。共同開発の第1弾となる新製品は、これまでのトイレ用消臭芳香剤市場になかった、二酸化塩素分子がニオイの原因となる菌を除菌する「クレベリン トイレの消臭除菌剤」で、3月31日にアース製薬が発売する。両社は今後、大幸薬品が有する二酸化塩素製品の特許技術を活用し、第2・第3弾の衛生管理製品の上市を目指すという。

 大幸薬品は「正露丸」「セイロガン糖衣A」を主力製品とする医薬品事業と、「クレベリン」ブランドによる感染管理事業の二つを柱とする。このうち「クレベリン」は、ウイルス除去・除菌・消臭・抗カビ等の働きを有するものの、不安定で濃度管理が不可能とされていた二酸化塩素ガスを、同社の特許技術により製品化したもの。大幸では一般向けの「クレベリン」のほか、業務用として医療機関や公共機関等へも二酸化塩素発生装置を提供している。



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