厚労省が通知
厚生労働省は25日、C型肝炎治療薬「ハーボニー」の偽造品が市場に流通していることを受け、「外箱(紙箱)に収められていない」「ボトル容器単体」の状態の薬剤は譲り受けないといった対応を求める通知を都道府県などに発出した。
これまでに発見されている偽造品は、いずれも外箱に収められておらず、本来であれば流通することがないボトル容器単体の状態であることが確認されており、こうした特徴のあるハーボニーは「譲り受けないこと」とした。
また、卸売販売業者、薬局、医療機関に対しては、ハーボニーの在庫品や過去の取り扱い状況を確認し、「外箱に収められていない在庫品が存在していたり、過去に取り扱っていた可能性がある場合には、速やかに都道府県等に連絡すること」や、譲渡人氏名などの情報を都道府県などに報告することを求めた。