正答率90%以上の問題が激減
2月25、26日に実施された第102回薬剤師国家試験で、薬剤師国家試験予備校大手「医学アカデミー薬学ゼミナール」が全受験者を対象に実施した自己採点の結果、平均総合得点率は69.8%と第101回と同等であることが分かった。必須問題の得点率が前回よりも上昇した一方で、理論問題、実践問題は下がった。特に正答率90%を超える問題の比率が下がり、適切なバランスで出題がされていたようだ。不適切問題等の補正を考えなければ、総点で65%を超えている新卒者は80%を超える見通しだ。
第102回薬剤師国試の出願者は1万4700人で、受験者総数は約1万3000人ほどと見られている。薬ゼミの自己採点システムには6日現在で9430人の受験者が入力した。