日本薬剤師会の山本信夫会長は17日、調剤薬局チェーン「クオール」の薬局で保険調剤に関する不正行為が行われていたことについて、「薬剤師倫理にももとる許しがたい行為。多くの薬剤師、薬局が長年にわたり築き上げた信頼を一瞬にして貶めるもので、百万言を費やしても申し開きができない」とのコメントを発表。職能団体を代表して謝罪した。
クオールの不正行為は、同社の「クオール薬局秋田飯島店」(秋田県秋田市)において、調剤報酬の調剤基本料を高く算定するため、他薬局の処方箋を受け付けたとする付け替え請求を行っていたことが一部報道で発覚した。