紀平薬事企画官、行政も「モノからヒトへ」‐住民視点の医薬品供給大切

2017年8月24日 (木)

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紀平哲也薬事企画官

紀平哲也薬事企画官

 厚生労働省医薬・生活衛生局総務課の紀平哲也薬事企画官は21日、省内で開いた都道府県連絡会議「患者のための薬局ビジョン推進に関するワークショップ」であいさつし、厚労省が策定した「患者のための薬局ビジョン」の基本的な考え方として示されている「対物業務から対人業務へ」について言及。ビジョンでは、「薬局に対するメッセージとして、“モノからヒトへ”を打ち出しているが、今後は実際の行政においても同じような方向性が求められてくる」と指摘した。

 薬局ビジョンでは、薬剤師の仕事は、薬というモノ中心の“対物”業務から、患者やヒト中心の“対人”業務へシフトしていくことを促している。

 紀平氏は、「これまでの薬事行政は、薬局の機能強化や監視指導、などの業務が中心だった」とした上で、「今後は、地域住民のために医薬品をどう供給していくかという考え方が重要になる」と指摘。



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